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武田 哲明
日本機械学会第8回動力・エネルギー技術シンポジウム講演論文集, p.199 - 202, 2002/00
周囲から加熱される水平円管流路内に銅線を挿入して空気の強制対流により冷却する場合の熱伝達と圧力損失特性を実験的に調べるとともに、高空隙率多孔体を挿入した水蒸気改質器の性能及び構造の検討を行った。その結果、200以下の低温条件下でも平滑円管の場合に比べて熱伝達率は約1.5倍に増大した。一方,摩擦係数も8倍程度増大したが、加熱壁温度の上昇に伴って、伝熱促進効果は増大する傾向にあることを確認し、高温域では放射伝熱により更なる伝熱促進が得られるため、従来の伝熱性能を低下させずにコンパクトな熱交換器の開発が可能であるとの見通しを得た。
一宮 浩市*; 功刀 資彰; 秋野 詔夫; 新開 修二*
日本機械学会論文集,B, 58(554), p.3147 - 3152, 1992/10
高温ガス炉の燃料要素内の冷却材環状流路は非常に狭く、その空間を維持するためにスペーサが設置されている。著者らは、スペーサが周囲の伝熱流動にいかなる影響を及ぼすかを実験的に検討してきた。本報では、平行平板流路内に設置された正方形断面の角柱スペーサによる伝熱流動特性を層流状態で数値的に検討したものである。
小川 益郎; 河村 洋
日本機械学会論文集,B, 52(477), p.2164 - 2169, 1986/00
現在、日本原子力研究所で研究開発中の多目的高温ガス実験炉(VHTR)では、ヘリウムガス一次冷却材流れのレイノルズ数が、炉心出口で3700~10000と極めて低く設計されている。このため、安全性の観点からも、遷移域における冷却材流れの熱流力特性に関するデータを蓄積する必要がある。しかしながら、遷移域の摩擦計数や熱伝達率のような設計に直接必要となる諸量を流れの間欠性との関連において調べた研究は少ない。そこで、本研究では、円管内ガス流の遷移域における摩擦計数と熱伝達率を測定し、これらと間欠因子の関係に及ぼす入口形状の影響を調べ、これらのデータをVHTRの設計に役立てることを目的とした。実験の結果、遷移域の上・下限のレイノルズ数が実験から与えられれば、既存の整理式は、摩擦係数や熱伝達率と間欠因子に関する実験結果をほぼ良く整理できることが分かった。